茨城県母親大会に1200人 憲法・原発事故…熱く討論
第53回茨城県母親大会が6月23日、守谷市の県立守谷高校で開かれ、県内各地から1200人余が集いました。
茨城県母親大会実行委員会(高畠千枝子実行委員長)が主催したもの。
14の分科会やシンポジウムでは熱心に討論。このうち「憲法」の分科会では▽96条改定の危険性を知らせ、行動しよう▽現行憲法と自民党の改憲案の違いを学ぼう▽憲法の大切さを知らせるために高校生などを対象にしたとりくみをすすめよう─などの申し合わせ事項を確認しました。
全体会で記念講演した作家の落合恵子さんは、憲法改悪や福島第1原発事故、「アベノミクス」などにふれながら、「自民党の改憲草案では、このような集会は『公の秩序に反する』ということで開けなくなってしまう」、「『高度な技術がある』と原発を輸出しようとしているが、『高度な技術』があるなら福島(原発事故)を収束させるべきだ」、「アベノミクスは経済界のことしか考えていない」などと批判しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年6月28日付より転載)