各地で憲法集会 憲法なぜたたく 茨城
茨城県憲法フェスティバルが5月3日、水戸市の千波公園で開かれ、新緑の下、1,300人が集いました。
記念講演した沖縄国際大学の前泊博盛教授は、安倍政権が強行した「主権回復」式典を批判し、戦時中から現在までの沖縄の歴史を詳しく紹介。
「憲法が一体何をしたというのか。憲法がなぜ目のかたきにされなければならないのか」ときびしく問いかけました。
そのうえで、危険なものを地方に押しつけている点では、原発も基地も共通していると指摘し、憲法のあり方を考えようと訴えました。
会場内には、「9条の会」活動や「原発」、「環太平洋連携協定(TPP)」、「消費税」などについて話し合うコーナーも設置されました。
常総市の男性(25)は、「憲法96条を変えることは、9条も他の条項も危なくなってしまう。96条は変えさせてはならない」と話していました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年5月5日付より転載)