大雪で農業用ハウス倒壊 知事に救済要請 共産党茨城県議団
1月17日から18日にかけて降った大雪によって、茨城県内の多くの農業用パイプハウスが倒壊した問題で、日本共産党県議団(3人、山中たい子団長)は1月25日、橋本昌知事あてに被災農家の救済を申し入れました。
県のまとめ(20日現在)によると、筑西市や桜川市など11市町で計638棟のパイプハウスが倒壊。
被害額は約1億4000万円と推計されています。
最も被害が大きかったのは筑西市で、375棟が倒壊しました。
被災農家は、「農作物の減収になり、復旧にお金もかかる」と不安を訴えています。
申し入れ書は、被災した農業者が今後も農業を意欲的に続けられる支援策が求められていると強調。
▽被害状況の正確な把握▽被災農家の個別的な相談にも応じること▽倒壊したハウスの撤去などの支援▽救済制度の周知徹底─などを求めています。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年1月28日付より転載)