福島県議が避難者と懇談 国・東電に怒り 「帰りたい」 つくば市

日本共産党の宮川えみ子福島県議、長谷部淳福島県議が4月21日、茨城県つくば市を訪れ、福島第1原発事故や住宅被災などで福島県からつくば市に避難している人たちと懇談し、要望を聞きました。
滝口隆一つくば市議、橋本佳子つくば市議、田中サトエつくば市議、山中たい子元茨城県議らが同席しました。
懇談にはいわき、浪江、双葉、楢葉の1市3町から避難している住民8人が参加。
「東電、国は原発事故の責任を一切とろうとしない」、「賠償基準を一方的につくって避難住民に押しつけてくる」、「福島第1原発といっても、地名がついてない。どこにあるか分からないようにしている」などの怒りの声が噴出。
「復興住宅を早くつくってほしい」、「つくばから秋葉原まで45分と便利だが、やはり自分のふるさとに帰りたい」、「事故は風化させてはならないし、共産党にがんばってもらって福島の原発は全部廃炉にしてほしい」などと訴えました。
宮川県議、長谷部県議は、「原発事故の収束は避難している人たちが元の生活に戻ってこそ」と強調し、「加害者が一方的に被害者への賠償基準を決めるのはおかしい」と指摘。
「被害は拡大し続けている。みなさんの気持ちに寄り添ってがんばりたい」と声をそろえ、避難住民を激励しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年4月23日付より転載。宮川・長谷部両県議のブログ記事は以下をご覧ください。)
つくば市での避難者の皆さんとの懇談(宮川えみこ県議)
つくば市で避難者と懇談(長谷部あつし県議)

おすすめ