“廃炉にするのがスジ” 各地で原発ノー 40人アピール 水戸

4月5日夜、東海第2原発(東海村)を保有する日本原電茨城総合事務所が入居している水戸市の県開発公社ビル前に40人が集まり、東日本大震災の激しい揺れと津波に襲われて運転停止中の同原発の廃炉と脱原発をアピールする通算34回目の金曜行動を繰り広げました。
スピーチで石岡市の男性(61)は、「私たちは子どもたちを放射能から守る盾にならなければならない。“フクシマ”は終わっていないし、子どもたちを犠牲にして原発をすすめていいのか」と指摘。
他の参加者も、「発電コストや福島の人たちの生活を考えたら再稼働などできるわけがない」、「(橋本)県知事には自分の考えを言ってほしい。だれが考えても廃炉にするのがスジだ」などと次々に訴えました。
日本共産党の江尻加那水戸市議、川崎篤子東海村議がそれぞれあいさつし、原発ゼロ社会の実現をめざしてたたかう決意を語りました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年4月7日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。 )

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