原発再稼働やめさせよう 脱原発への春風吹かせる

春一番の強風が吹いた3月1日夜、日本原電茨城総合事務所が入居する水戸市の県開発公社ビル前に40人余がつめかけ、東海第2原発の廃炉や脱原発を求める29回目の金曜行動を繰り広げました。
参加者は「脱原発への春風を吹かせよう」などと訴えました。
原発事故で水戸市に避難している女性(58)が、「道徳にはずれた人を『犬畜生(いぬちくしょう)にも劣る』などというが、原発事故を引き起こしておきながら、だれも責任をとらない人間にそんなことは言われたくない」と連れてきた愛犬の“言い分”を紹介。
日本共産党の大内久美子県議は、「県は東海第2原発の再稼働を前提にした原子力防災計画をつくろうとしている。絶対認められない。廃炉をめざしてがんばろう」とあいさつしました。
県内を拠点に活動しているバンド、ヒューマン・ファーマーズは福島原発事故の責任を問うオリジナル曲「ふるさとを汚したのは誰」などを披露し、行動を盛り上げました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年3月3日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。))

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