都区内フリーきっぷ「年度内終了」 紙議員と茨城の共産党市議ら JR東に要請

JR東日本が発売する2種類の東京都区内での乗り降り自由の乗車券が年度内に終了する問題で、日本共産党の紙智子参院議員は2月21日、東京都新宿区のJR東日本本社で聞き取りをしました。
山中泰子元党茨城県議と牛久、つくば、龍ケ崎の党市議らが同席しました。
茨城県では上京の際に「都区内フリーきっぷ」「都区内・りんかいフリーきっぷ」を利用する人が多いとして、利根川英雄牛久市議らは「東京の家族を介護するときに利用する人など、住民から不安の声が出ている。存続してほしい」と要望しました。
応対したJR東の担当者は、終了の主な理由を「スイカの利用者増加などによるフリーきっぷ利用者の減少」と回答。
フリーきっぷ発売終了後は、都内まで来れば代替のきっぷを購入できると答えました。
紙氏は、「少ないからと切り捨てるのではなく、解決策はないか検討すべきだ。現行のサービスを存続するべきではないか」と要請しました。
JR東側は「持ち帰り検討します」と回答しました。
「しんぶん赤旗」 2013年2月22日付より転載。JR東日本のプレスリリースはこちらから[PDF])

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