被災者支援の党を 紙氏ら、参院選勝利訴え 水戸・演説会

今夏の参院選で勝利をめざす日本共産党茨城県委員会は2月17日、紙智子参院議員(比例予定候補)を迎えて水戸市内で演説会を開き、約700人が参加しました。

演説会参加者の激励にこたえる紙智子参院議員(右)と小林きょう子選挙区候補=17日、水戸市

演説会参加者の激励にこたえる紙智子参院議員(右)と小林きょう子選挙区候補=17日、水戸市


紙氏は、日本の環太平洋連携協定(TPP)参加反対を力説。
食の安全の問題などを考えると、財界中心、アメリカいいなりの政治に突き当たらざるをえないと述べ、「自民党などの与党が参院選でも議席を増やしたら、やりたい放題になる」と指摘しました。
その上で、TPP問題をはじめ、大企業の内部留保、歴史認識、原発問題などをめぐる日本共産党国会議員団の積極的な論戦を紹介。
国民の願いにこたえて改革の道筋を示し、東日本大震災の被災者支援、復旧・復興に全力でとりくむ党のかけがえのない役割を語り、「この党を参院選で勝たせていただきたい」と呼びかけました。
農民組合の役員を歴任してきた小林きょう子参院選挙区候補は、農業を守る大切さを述べたうえで、▽憲法と平和を守る▽原発ゼロ▽女性の地位向上─に全力をつくす決意を語りました。
演説会に参加した女性(40)は、「憲法が危なくなっている。憲法を守り、社会保障の切り捨てを許さないためにも参院選で勝ちたい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年2月19日付より転載)

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