竹伐採「杉」として公金支出 田中氏が違法性追及 水戸市議会
水戸市議会の一般質問で9月15日、日本共産党の田中真己市議は、市が2021年に行った都市計画道路の用地買収で、伐採後の竹やぶを杉だったことにして、約2,400万円もの補償金を支払った不正を追及しました。
市は水戸市見川4丁目の道路用地(約2,300平方メートル)を不動産会社から買収した際、土地代約5,000万円に加え、杉190本の移転補償費として約2,400万円を支払いました。一方、売買契約日より約1カ月前までにすべての樹木が伐採されていました。
市は、「航空写真などで杉190本と推定し補償した」と説明しますが、市の情報公開資料で確認できるのは竹や広葉樹ばかりで、近隣住民も「竹やぶだった」と証言しています。
田中氏は、「無管理の耕作放棄地に杉は育たない」という森林の専門家の見解を紹介し、「市が推定した直径36センチの杉は樹齢60年以上に相当する。市が買収する15年前には樹木が生えていない。総額約7,500万円ありきで、補償金上乗せのために杉を捏造したのではないか」と追及。不正の徹底解明と税金支出の返還請求を求めました。
大森幹司建設部長は、「適正な手続きで補償した」と無反省な態度を示しました。
(「しんぶん赤旗」2026年9月21日付より転載)
