思春期外来の初診予約 江尻氏「対応適切に」 茨城県議会

9月15日の茨城県議会保健福祉医療委員会で、日本共産党の江尻加那県議は、県立こころの医療センターの児童・思春期外来で、初診予約がオンライン受付に変更された問題をめぐり、「受診を希望する患者が抜け落ちることがあってはならない」と述べ、県として丁寧な対応を求めました。

県は昨年9月、児童・思春期外来の初診予約をオンラインに変更。初診までの期間を短縮できたほか、患者の重症度や優先度を把握できるようになったとしています。

江尻氏は、オンライン予約や患者の優先度を決めるトリアージによって、予約の手続きから排除されたり適切な医療が届かないことがあってはならないと指摘。今後、オンライン予約がこころの医療センターの一般外来にも拡大されることについて、「児童・思春期外来のトリアージで他の病院に回された患者のフォローアップはできているのか。一般外来への拡大にあたり、課題はあるか」とただしました。

太刀川弘和院長は、オンライン予約の導入で初診の予約待ち期間が5か月待ちから2か月待ちに短縮できたと紹介。病院の1日あたりの平均入院患者数も19.4人から23.9人に増え、「より重症度の高い患者が(病院に)つながる成果が出ている」と述べ、フォローアップについても、「病院単独では難しいが、教育部門や障害福祉部門も関わるので小児科医とも考えていきたい」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2026年9月17日付より転載)

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