被爆体験を語り継ぐ 新婦人つくば支部が平和のつどい 茨城
茨城県つくば市の新婦人つくば支部は8月30日、「戦後・被爆81年─夏の平和のつどい」を市内で行いました。
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の児玉三智子事務局次長が、「被爆体験・被爆の実相を次世代に語り継ぐ」と題し講演しました。
児玉さんは当時、7歳の国民学校2年生で、広島で被爆しました。
「14歳のいとこは、顔半分、背中から足まで焼けただれ、化膿が広がり体液が出ていた。そこにウジがはい回り、私はそのウジを一つひとつとった」、「軽傷だった10歳のいとこは下痢が続き、9月初め頃にトイレに駆け込んだ後、鼻や口から血を流し、血の固まりのようなものを吐き出し亡くなった」と児玉さん。
「思い出すととてもつらい。でも残された被爆者の責務として語り継いでいかなければという思い。『今日が私の最後の話になる』という覚悟でここに居ます」と力を込めました。
児玉さんは、「核兵器をつくるのも使うのも人間。使うことを止めることができるのも、核兵器をなくすことができるのも人間しかできない」と強調。
「憲法9条は私たちの心と命。戦争できる憲法にしないこと。非核三原則は守りぬくこと。自分事として考え、伝えていってほしい」と呼びかけました。
市内から参加した30代女性は、「平成生まれの自分にできること。みなさんの運動を引き継いでいきたい」と感想を語りました。
(「しんぶん赤旗」2026年9月1日付より転載)
