ハローワーク水戸移転 利便性向上に努力して 共産党議員ら労働局に要望書
日本共産党の江尻加那県議と水戸市議団の田中真己団長は11月26日、茨城労働局・ハローワーク水戸に対して、移転に関する要望書を提出し、状況や課題など懇談しました。高橋誠一郎党県政策委員長が同行しました。
ハローワーク水戸は、現在1級河川・那珂川近くにある水府町の民有地に立地。来年1月13日からJR水戸駅北口から徒歩1分の民間ビルの一角に移転が決定しました。
要望書は、ハローワーク水戸を利用している市民や社会保険労務士などからの意見や要望を受け、▽利用者の駐車場料金の無料化▽移転先へのスムーズなアクセス方法の周知徹底▽予想される移転先ビル周辺の渋滞対策▽就職支援機能の充実─などを要望。「来庁者の利便性向上に努力してほしい」と求めました。
懇談でハローワーク水戸の山口京子所長は、移転の理由に▽築42年の老朽化▽浸水被害(洪水浸水想定区域)▽職員の増加など建物の狭隘化─を挙げ、検討経過を説明しました。
田中氏は、駅利用者には利便性が高いが、現実には多くの人が自家用車で来庁することが想定されることから「駐車場料金を無料に」と求めました。
山口氏は、「要望として県労働局に伝えていく」と答えました。
(「しんぶん赤旗」2025年11月27日付より転載)
