「共産党の姿知らせたい」 高橋誠一郎氏が「街角トーク」 茨城・つくば

日本共産党の高橋誠一郎・茨城県政策委員長(参院選挙区予定候補)は2024年12月28日、茨城県つくば市で「街角トーク in つくば」に取り組み、日米安保条約や自衛隊をめぐる党への疑問や質問に答えました。山中まゆみ市議が参加しました。

高橋氏は、安保条約を根拠に海外の戦争に殴り込む米軍部隊が県内の航空自衛隊百里基地(小美玉市)に駐留し、今年度当初で約60億円、臨時国会の補正予算でも約12億円が盛り込まれることを紹介。
基地強化を進め、米軍など他国の軍隊との共同訓練が増えているとし、「敵国基地を攻撃する能力を持てば、日本が攻撃対象となるリスクを高める」と警鐘を鳴らしました。

自衛隊問題では、「共産党はすぐになくすという方針ではない。国民の合意で平和憲法の理想に自衛隊を近づけていくのが党のめざす方向だ」と強調。
外交問題では、東南アジア諸国が呼びかける東アジア規模での友好協力条約の締結などに日本が率先して取り組むべきだと訴えました。

参加者が、参院選に向けて「どんなことに取り組んでいきたいか」と質問。高橋氏は、「県内各地で双方向のトークセッションを広げ、党の姿を知らせていきたい」と応じました。二見伸明元公明党副委員長が応援に駆けつけました。

(「しんぶん赤旗」2025年1月7日付より転載)

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