村民の思い受け止めて 再稼働反対署名提出 茨城・東海村
茨城県東海村の「東海第2発電所の再稼働に反対する会」と「3・11を忘れない東海村イレブンアクション」は12月19日、山田修東海村長宛ての「日本原子力発電株式会社東海第2発電所の再稼働に反対する署名」1,033人分(第1次)を提出しました。2団体を代表して、加藤岑生氏と相沢一正氏、小林栄次氏が村役場を訪問しました。
署名は2022年4月から、村民対象に隣戸訪問しながら集めてきました。毎月1回の行動日を決めて、2団体から7~8人が参加。現時点で村内の3分の1を訪問しました。留守や原発関係者も多い中、思うように集まらない状況も続きましたが、1,000人分を超え、提出に至りました。
加藤氏は、「事前に署名提出の連絡をしている。村長が居るなら受けとるだけでも直接受けとってほしい」と頼みましたが、秘書課は、「村長は来客中のため代わりに受け取る」と応じ、政策推進課長が受けとりました。
小林氏は、「私たち3人だけの思いではない。署名をしてくれた人たちの思いを受け止めてほしい」と伝えました。相沢氏は、「再稼働には村民一人ひとりの意向が大事だ。みんなの思いや意見を聞こうと署名を始めた。今後も続けていく」と、思いを語りました。
(「しんぶん赤旗」2024年12月21日付より転載)