消費税に悩む父が原点 はたやま和也氏 集いで訴え 茨城
2025年の参院選で比例5議席の勝利をめざす、日本共産党のはたやま和也元衆院議員(参院比例予定候補)は12月15日、党茨城県委員会主催の「参院選勝利をめざす予定候補者を囲むつどい」に、高橋誠一郎県政策委員長(選挙区予定候補)とともに参加しました。
はたやま氏は、食堂を経営していた両親の働く姿を間近で見てきた自分にとって、「社会や政治の接点は消費税だった」と振り返りました。高校生の時に、メニュー表を作る手伝いで、「消費税の端数を切り捨てるか切り上げるかで悩んでいた父の姿が忘れられない」と、「業者も苦しめられ、生活も圧迫する消費税はやめるべきだ」と訴えました。
はたやま氏は、宮城教育大学時代に湾岸戦争が起き、平和と向き合い党と出合いました。日本被団協のノーベル平和賞にふれ、「来年が被ばく80年。平和を前に進める年にしたい」と語りました。
高橋氏は、「衆院選で寄せられた願いや期待に応えたい」と決意を語り、教育や医療、介護など負担が増える一方で、「茨城の百里基地なども基地強化の予算は増え続けている」として、「暮らしや平和を守るために税金の使い方を変えていこう」と呼びかけました。
参加者からは、通級学級やマイナ保険証の問題などについて意見が出されました。「SNSで毎日見ていて、子どもたちが会いたいと言うので一緒に来た」という家族は、帰り際にはたやま氏を囲んでいました。
(「しんぶん赤旗」2024年12月16日付より転載)