憲法・平和の輪大きく 9条の碑つくる会発足 来年5月に竣工予定 茨城・土浦

「土浦に憲法9条の碑をつくる会」の発足総会が12月1日、茨城県土浦市内で行われました。憲法9条土浦の会が2021年7月に、9条の碑建立を呼びかけてから3年。会の発足にこぎ着けました。竣工予定は25年5月3日となりました。

建立場所の確保に時間を要しましたが、23年10月に土地提供の話が出て、24年7月に「準備会」を立ち上げていました。

総会では、経過報告と建立の趣旨説明があり、規約や役員を確認。予定通りの竣工に向けて、建立の呼びかけや今後の取り組みなどが提起されました。300万円目標の資金集めなど、より多くの人の協力を得るための取り組みについて、参加者から次々と質問や意見が出されました。

「市の助成金などを活用しては」、「SNSの活用も大事」、「1口1,000円を出してくれる人を広く集めよう」、「9条や平和などに関心の薄い人にどのように呼びかけるのかが重要」、「チラシやニュースなどをインパクトがあるものにしてほしい」などの提起がありました。

さらに参加者から、「お金を集めながら『憲法』や『平和』のことを話す輪が大きく広がるように運動を進めよう」と発言があり、拍手が上がりました。会長には尾池誠司弁護士、顧問には、元公明党副委員長の二見伸明氏と日本共産党前土浦市議の久松猛氏が就きました。

(「しんぶん赤旗」2024年12月4日付より転載)

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