県立校授業料上げないで 民青が県議会議長に署名提出 茨城
日本民主青年同盟茨城県委員会(常田葵委員長)は茨城県庁で11月29日、半村登県議会議長に、「県立学校の授業料値上げの撤回に関する請願」署名1,056筆を提出しました。
日本共産党茨城県委員会の千葉達夫青年学生部長が同行。共産党の江尻加那県議が紹介議員として同席しました。
県は「電気代高騰」を理由に、2025年度から県内の医療、看護、農業、陶芸、産業技術専門学院とIT短大など6校の授業料値上げを予定しています。
常田委員長は、「県の学費値上げは教育費の負担軽減を求める県民要望にも反する」と、値上げの撤回を求めた請願署名について説明し、駅前で署名に応じてくれた高校生が、「お金のあるなしで、学校に行けないのはおかしい」と訴えていたことを紹介。
半村議長は、「電気料金値上げと、子どもたちの学びは別のことですね。子どもたちは学ぶことが大事だね」と応じました。
そのほか、「父母の教育費負担を軽減し、子どもたちにゆきとどいた教育を求める私学助成署名」6,409筆(私学助成をすすめる茨城県連絡会議)と、「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」署名1,311筆(民主教育をすすめる茨城県民会議)、2件の請願も提出されました。
(「しんぶん赤旗」2024年12月3日付より転載)