茨城演説会 党躍進で再稼働止めよう いわぶち友氏・大内くみ子氏訴え
参院選の公示まで1か月となった5月22日、日本共産党の小池晃書記局長を迎えた茨城県内3か所の街頭演説会は、どこも聴衆の熱気に包まれました。
いわぶち友参院議員(比例予定候補)と大内くみ子県副委員長(選挙区予定候補)の訴えに、「その通り!」などの掛け声が相次ぎました。
「原発の問題をめぐってとても大事な選挙です」と切り出した、いわぶち氏は、東京電力福島第1原発事故の被害を示しながら、70回にわたり政府に原発ゼロを迫ってきたと力説。
原発事故の避難先で多くの命が失われた痛苦の経験に触れ、「水戸地裁も東海第2原発(東海村)の運転差し止めを命じた。再稼働ストップの願いを寄せてほしい」と訴えました。
また、県内で漁業者の反対の声が広がる一方、放射能汚染水の海洋放出を決め、放出以外の方法をまともに検討しない政府や東電を批判。
「原発ゼロ、海洋放出ストップへ何としても国会で働かせてほしい。共産党を大きく伸ばし、新しい政治を切り開こう」と力を込めました。
大内氏は、「どんなことがあっても話し合いで問題を解決する、憲法9条は世界平和の先駆けだ」と強調。
軍事力強化と改憲をたくらむ自民・公明・維新・国民に厳しい審判を下そうと述べ、「9条をアジアと世界の外交政治に生かすために共産党を躍進させてほしい」、「共産党が伸びてこそ、政治に希望を示すことができる」と訴えると、大きな拍手が起こりました。
つくば市で訴えを聞いていた男子学生(19)は、「学費軽減と戦争反対を貫いている共産党の政策に共感できます。応援したい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2022年5月25日付より転載)