患者・労働者守って医療充実を ナースウエーブin茨城

茨城県医療労働組合連合会は5月12日、「ナースウエーブin茨城」を水戸市のみと文化交流プラザで行いました。
県内3つの医療労組や個人加盟者など、17人が参加しました。

前半は、本田宏医師が取材構成に携わった「公的医療はどこへ行く・差し迫る医療崩壊」のDVDを鑑賞し、3グループに分かれて感想を交流。
参加者は、「医療費を削減する一方で軍事費を増やしている。もっと医療費に回してほしい」、「どこの病院も楽な所はない。職員が元気に働ける環境は大事」、「患者を守ることと同様に、労働者の立場を守ることも医療崩壊を防ぐことにつながる」などと発言しました。

後半は、会場付近で「安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める国会請願署名」と「鹿行地域の医療体制充実・なめがた地域医療センターの機能回復を茨城県と厚生連に求める署名」を呼びかけました。

風が強い中、参加者は宣伝ティッシュを配りながら対話を広げました。参加者の言語療法士は、「医療現場の実態を多くの人に知ってほしい。署名はみなさんに参加してもらえ、大きな力になる」と参加の思いを語りました。

(「しんぶん赤旗」2024年5月14日付より転載)

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