憲法生かす政治取り戻そう 憲法フェスティバル開かれる 茨城

水戸市の千波公園で5月3日、「憲法フェスティバル」(憲法フェスティバル実行委員会主催、代表=田村武夫・茨城大名誉教授)が開催されました。

主催者あいさつで田村氏は、戦争に突き進む岸田政権を批判。先の衆院3補選の勝利にふれ、「茨城からも自民党政治を断罪しよう」と呼びかけました。

能登半島地震から憲法を考える企画や、福島視察ツアーの報告感想交流など、テント企画も催されました。

望月衣塑子・東京新聞記者が記念講演し、「憲法9条を持ちながら、最新の殺傷能力をもつ武器輸出を進める岸田政権。軍拡の先にあるのはアメリカの戦争に巻き込まれること。政権に追従するメディアであってはならない。市民の声が大きな力となる。戦争しない国づくりへ政権交代しかない」と力説しました。

800人の参加者で、「災害に強い日本こそ憲法を生かす道。人間の起こす戦争は人間の力で止める」とのアピールを採択しました。

(「しんぶん赤旗」2024年5月4日付より転載)

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