茨城・東海村議選告示 東海第2原発は廃炉 大名みえ子候補が訴え 1月21日投票

茨城県東海村議選(定数18)が1月16日告示(21日投開票)され、日本共産党の大名みえ子候補(69)=現=が第一声を上げました。
20人が立候補し、2人はみ出しの激戦です。内訳は現職15人、新人5人。党派別は共産1、公明2、国民民主1、無所属16。

大名氏は、昨年12月議会で東海第2原発再稼働の請願を採択した議会を厳しく批判。能登半島地震で心配されている志賀原発の状況にふれ、「原発は安全安心の暮らしと共存できないのは明らか」と引き続き、東海第2原発廃炉への決意を表明しました。

これまで実現した高校卒業までの医療費無料化や、1、2年生30人学級、国保税軽減、難聴者の補聴器購入補助などを紹介し、県内1位の財政力で、▽学校給食費と保育料の無料化▽帯状庖疹ワクチン補助▽自然災害への備え充実▽家族農業支援─などを掲げ、「誰もが安心できる東海に」と訴えました。

大内久美子県副委員長らが応援。大内氏は、「命や暮らし、安全を大事にと東海第2原発廃炉に頑張ってきた、なくてはならない議席」と強調。田村武夫茨城大学名誉教授は、「安全で充実した村づくりに奮闘してきた大名氏の実績や存在は大きい。頑張ってほしい」と激励しました。

(「しんぶん赤旗」2024年1月17日付より転載。政策・プロフィールはこちらから

おすすめ