衆院予定候補 共産党を語る 茨城4区 吉田つばさ 不安と怒り挑戦の原点

茨城4区に挑戦します、26歳の吉田つばさです。
茨城大学で社会科学や政治学といった社会の仕組みを学んでいました。そうした中、長い自民党・公明党政権の下で日本社会が大きくゆがめられていることに気づきました。

若い世代は非正規雇用やフリーランスといった低賃金で不安定な働き方を強いられ、格差が拡大しました。
“今だけ、金だけ、自分だけ”の古い自民党政治の下で、若者からお年寄りまで多くの方が苦しんでいます。

私自身も国立大学に通っていましたが、年53万円という、世界で見ても異常な高学費、今後10年以上続く奨学金という名の借金の返済に苦しんでおり、将来に大きな不安があります。その率直な不安と怒りが、私が政治に挑戦しようと思った原点です。

昨年の参院選後、いても立ってもいられず日本共産党に入党しました。若者がお金の心配なく明るい未来を描ける日本にしたい。子どもからお年寄りまで誰もが安心して暮らせる社会をつくりたい。この思いで次の総選挙に臨みます。

茨城4区は、すぐ近くに稼働から45年を迎える東海第2原発があります。古くて危険な東海第2の周辺30キロ圏内には日本の原発で最も人口が密集しており、およそ92万人が生活をしています。

ひとたび過酷事故が起きれば住民を避難させることは不可能であるばかりか、首都圏全域が危険にさらされる可能性もあります。福島原発事故を本当に反省するなら、命も家族もふるさとも、そして人生そのものを奪い去る原発はキッパリなくすしかありません。

日本共産党は、「2つのゆがみ」、「異常なアメリカ言いなりの政治」と「大企業・財界のもうけ優先の政治」に正面から切り込み、悪い政治をおおもとから変える政党です。

ひどすぎる社会状況で、先が見えない長いトンネルの中にいると錯覚します。このような時こそ、理性と科学のかがり火をもって市民に寄り添い、政治を根本から変える日本共産党の躍進が待たれている時代はありません。来たるべき総選挙、共産党を伸ばしてください。

(「しんぶん赤旗」2023年10月6日付より転載)

おすすめ