東海第2原発 再稼働の反対表明を 市長に土田きよみ市議 水戸市議会
水戸市議会で9月12日、土田きよみ市議が代表質問に立ち、高橋市長の政治姿勢を問いました。
税金を浪費する大型開発事業優先の市政ではなく、市民の身近な要求実現へ、市民本位の市政を強く求めました。
原子力行政について土田氏は、火災や事故を繰り返している東海第2原発の再稼働反対の表明を求めました。
市長は、日本原電には厳正な施設管理を求めているとし、「再稼働については、実効性ある避難計画ができない限りはあり得ない」と答弁。
また、現在1人当たり2平方メートルの避難面積を3平方メートルに変更し、それに伴う新たな避難場所を考えていると述べました。
さらに土田市議は、汚染水(アルプス処理水)の海洋放出について、地球環境や子どもたちの未来のためにもきっぱり中止を求めるべきだと指摘。
市長は、「安全性を疑う気持ちは全くない」とし、安全性の周知徹底を進めていくと表明しました。
(「しんぶん赤旗」2023年9月15日付より転載)