挑む 水戸市議選 助産師25年の経験生かして なかにわ由美子氏

「命を守ることに税金を使う市政に変えたい」─。水戸市議選(定数28)で日本共産党の、なかにわ由美子氏(50)が、父の中庭次男市議からのバトンタッチをめざして、連日街頭から訴えています。

新市民会館整備(360億円)、水戸駅北口のマンション開発など、大企業や大手ゼネコンに湯水のごとく税金を注ぎ込む高橋靖市政。国保税や水道料金を相次いで値上げする市民不在の冷たい市政のもとで、税金の使い方をあらため、福祉充実を求めてきた党議席の値打ちを語り広げています。

「“生命の誕生”に立ち会う瞬間は何度経験しても感動した」と語るなかにわ氏。
助産師として25年間、命がけの出産を経た母親と小さな尊い命に向き合い、取り上げた赤ちゃんは3,000人。「その赤ちゃんと家族が安心して暮らせる社会にしたい」。なかにわ氏の市議選にかける思いです。

「取り上げた赤ちゃんを殺し殺される戦場に送らせない」と訴え、軍拡を進める国の政治をストップさせたいと力が入ります。

助産師時代、原発事故で福島県から水戸市に避難してきた妊婦さんの出産に立ち会った赤ちゃんは中学生になりました。
医療の現場で働いてきた経験からも避難計画の策定は不可能だとして、東海第2原発の廃炉を力説します。

「母親と子どもの立場にたって生活を良くするために頑張りたい」。今日も街頭を駆け巡ります。

中庭由美子(なかにわ・ゆみこ)

1972年生まれ。助産師として25年、水戸市などの産婦人科病院に勤務。現在、党水戸市こども・医療相談室長。

(「しんぶん赤旗」2023年4月13日付より転載)

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