「原発をなくし再生エネ普及」 吉井英勝氏講演 水戸市内で開催
「原発をなくし、再生エネルギーの爆発的普及へ」と題した学習講演会が4月16日、水戸市内で開かれました。
労組、民主団体などでつくる「さよなら原発いばらきネットワーク」が主催したもので、約90人が参加しました。
講演した「原発・エネルギー地域経済研究会」の吉井英勝代表(日本共産党元衆院議員)は、熊本県を中心に発生した地震被害に言及し、「日本全体で考える必要がある」と述べたうえで、原発推進勢力が福島第1原発の事故を「想定外」としていたことについて、「想定したがらなかった」と批判しました。
さらに、原発の危険性を明らかにし、原発テロを防ぐために戦争法の廃止や発動を許さない運動の大切さを強調。
風力や水力など再生可能エネルギーを広げている海外や全国の例を詳しく紹介し、住民が主人公で、地理的条件に応じた再生可能エネルギーの普及を呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年4月22日付より転載)