福祉向上の水戸市を 水戸市長選 大内くみ子氏が決意

「明るい水戸市をつくる会」は3月17日、県庁で会見を開き、4月16日告示(23日投開票)の水戸市長選に元県議の大内久美子氏(73)=新=を擁立すると発表しました。

抱負を述べる大内くみ子氏

抱負を述べる大内くみ子氏=3月17日、茨城県庁

大内氏は、「住民福祉の向上こそ自治体の仕事だ」と強調。昨年の1万人の市民アンケートで、医療や子育て充実が要望の上位だとし、▽小学校給食と18歳までの医療費無償化▽伊勢甚所有の「中央ビル」解体に税金を投入する再開発事業に反対▽生活道路や通学路整備の予算増─などを公約。

水戸市が再稼働への事前了解を持つ東海第2原発(東海村)について、「27万市民の実効性ある避難計画はできない。再稼働は認めない」と力説しました。市長選には現職の高橋靖氏(57)が4選へ立候補を表明しています。

大内氏の略歴
茨城大学養護教諭養成所卒。水戸市議5期、茨城県議5期。2015年、水戸市長選候補。現在、日本共産党県副委員長。

(「しんぶん赤旗」2023年3月18日付より転載)

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