さよなら原発 自主避難者が力説 汚染ない未来を 茨城・つくば

茨城県つくば市で3月11日、「さよなら原発!守ろう憲法!つくば集会」が開かれ、参加者が日本原子力発電東海第2原発(東海村)の廃炉や9条改憲阻止などをアピールしました。

主催者を代表して、山本千秋さんは「地震・津波国の日本で、老朽原発の再稼働や新増設など許されない」と批判。
政府の“大軍拡宣言”ではなく、憲法9条による平和の道こそ必要だとし、「広く訴え、運動を広げよう」と呼びかけました。

大震災当時、8歳と3歳だった子ども2人を連れ、福島県いわき市から自主避難した女性がスピーチ。
「子どもを被ばくから守りたい一心で避難したお母さんが大勢いる。放射能汚染のない未来をつくるのが私たちができること。原発をなくす足がかりをつくりたい」と力説。

日本共産党の橋本佳子市議が、「環境省がつくば市に福島原発事故の除染土を持ち込んで実証実験を計画している。進めさせないために力を合わせて頑張りたい」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2023年3月17日付より転載)

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