「国葬」強行 各地で怒り 自民政治にサヨナラ 水戸

水戸市のJR水戸駅南口で9月27日、「平和・民主・革新の日本をめざす茨城の会」(茨城革新懇)が、安倍晋三元首相の「国葬」に反対する集会を開き、100人余が参加しました。

『国葬』の強行に反対する参加者ら

『国葬』の強行に反対する参加者ら=9月27日、水戸市

田中重博代表世話人は、「民主主義と平和主義を蹂躙した安倍政治は決して許されない。弔意の押し付けはまっぴらだ」と力説。

二見伸明・元公明党副委員長は、反対世論が大きなうねりになっていると述べ、「安倍・菅(義偉)政治絡みの岸田文雄政権にはサヨナラを突き付け、自民党政治を終わらせよう」と呼びかけました。

平和・民主団体の代表らがマイクを握り、「『国葬』が終わっても反対の声を上げ続けたい」(新婦人)、「16億円もの支出を国会審議もせずに決めたことにノーの声を」(茨城労連)などと訴え。

日本共産党の地方議員らが参加し、江尻加那県議は、「岸田政権は原発再稼働まで言い出し、社会を後戻りさせようとする動きには連帯して抗議したい。おかしいことにはおかしいと声を上げよう」と強調。

仕事を切り上げて参加したというフリーランスの女性(37)は、「憲法違反を数の暴力で押し切ろうとしていることが許せない。弔意のために世論を無理やりまとめようとしていることに怒りを感じる」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2022年9月28日付より転載)

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