安倍元首相の「国葬」 市長「弔意求めない」 共産党水戸市議団

日本共産党水戸市議団(田中真己氏、土田記代美氏、中庭次男氏)は8月29日、安倍晋三元首相の「国葬」をめぐり、高橋靖市長に対し、「『国葬』の中止と弔意表明の強制を行わないことを求める要請」を行いました。

要請は、▽「国葬」中止を国に求めること▽市の施設で弔旗の掲揚は行わないこと▽市民や市職員に弔意の表明を強制しないこと─の3点です。

高橋市長は、市民や職員に対して弔意の表明は強制しないと回答。
「学校や市施設での弔旗掲揚は考えていない」と表明し、「『国葬』の中止を求めることは考えていないが、2億5000万円の費用についてはもう少し説明が必要だ」と述べました。

また、自身の「国葬」への参列については、「要請もないし考えていない」と答えました。

一方、同日の市議会運営委員会で、須田浩和議長が「国葬」に参列するため、来月開会の定例会について当初日程の延期を提案し、決定。
田中氏は議長の参列と議会日程の変更に反対しました。

(「しんぶん赤旗」2022年8月31日付より転載)

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