組合活動で昇級差別 旧動燃労働者ら証言 水戸地裁

動力炉・核燃料開発事業団(旧動燃)の労働者6人が、統合再編で発足した日本原子力研究開発機構を相手取って不当差別の是正を求めている裁判の口頭弁論が7月21日、水戸地裁(廣澤諭裁判長)で開かれました。

この裁判は、職場の安全を求めていた労働者と支持者を「非良識派」などと敵視し、昇格・賃金差別などの人権侵害を行っていたことの是正を求めているもの。

旧動燃で燃料の材料試験などに従事した佐々木澄男さんらが原告側の証人尋問に立ち、労働組合活動などをきっかけに、出張や学会への参加がなくなるなど、差別が始まったと主張。
同期・同学歴の職員は昇級させながら、自身は定年まで主査・係長クラスにとどまったとし、「(機構が)民主的な運営を行えるような判決を出してほしい」と述べました。

動燃総務部次長だった西村成生氏(1996年1月に怪死)の妻・トシ子さんが原告側の証人尋問で、当時、社内での家族の交流について、「夫に『あの人は共産党だから付き合ってはだめだ』と言われたこともある」と証言しました。

次回期日は8月25日(木)午後2時から。7月30日(土)午後2時から、裁判の勝利をめざす集会が水戸市の駿優会館で予定されています。

(「しんぶん赤旗」2022年7月23日付より転載)

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