茨城に総がかり実行委員会 市民団体と4政党で結成

茨城県で「立憲主義を回復し、憲法改悪を阻止するいばらき総がかり実行委員会」が結成され、5月31日、水戸市内で記者会見が行われました。

実行委員会は県平和委員会や「戦争法の廃止を求める茨城県民連絡会」など平和7団体のほか、日本共産党茨城県委員会、立憲民主党県連、社民党県連、新社会党県本部など4政党で構成。自民・公明・維新・国民による戦争する国づくりを許さず、憲法9条を未来につなぐことを掲げています。

実行委員会の篠原睦事務局長(県平和委員会)は、自公政権が軍事費を毎年増額するもとで、最大の人権蹂躙である戦争は絶対にしてはならないと強調し、「市民と野党が一緒になって9条改憲を阻止したい」と力説。
同じく実行委員会の相楽衛事務局長(茨城平和擁護県民会議)は、「政党や団体の枠を超えて、改憲阻止へ力を合わせられるのは大きな意味をもつ」と述べました。

政党や団体が立場の違いを超えて県内で実行委員会を結成するのは、2015年の戦争法をめぐる運動以来、2度目。
署名行動などを通じて改憲を許さない世論を広げていくことにしており、8日には水戸駅北口で集会とデモ行進が行われます。

(「しんぶん赤旗」2022年6月1日付より転載)

いばらき総がかり行動チラシ

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