「東海第2は廃炉に」 3万4800人署名追加提出
茨城県の「東海第2原発の再稼働阻止・廃炉をめざす県民センター」は11月15日、東海第2原発(東海村)の再稼働中止と廃炉を求める3万4861人分の署名を橋本昌知事あてに追加提出しました。
今回提出した署名は第5次分。
これにより、橋本知事に提出された署名総数は27万1573人分に達しました。
署名提出には、労組や平和・民主団体などから約20人が参加。
同センター代表員の一人である田村武夫・茨城大学名誉教授があいさつし、各団体の代表がそれぞれ集めた署名を防災・危機管理局の丹勝義 局長に手渡しました。
丹局長は、「27万人余の署名は重く受け止めたい。知事に報告する」と述べました。
参加者からは、「県の地域防災計画は東海第2原発の再稼働中止と廃炉を前提に策定すベきだ」「30キロ圏内、100万人の避難先など想定できるのか」「県として子どもたちの甲状腺検査を」などの声が続出しました。
「県民センター」は引き続き、署名への協力を呼びかけています。
署名用紙はこちらからダウンロードできます。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2012年11月16日付より転載)