きょう解散、総選挙へ 各地で衆院予定候補が訴え
いよいよ解散・総選挙。
日本共産党の躍進で、ゆきづまった古い政治を打ち破る新しい変革の流れを大きくしよう-。
11月15日、日本共産党は首都圏各地で衆院比例予定候補や小選挙区予定候補らを先頭に、街頭から市民に政策や日本改革のビジョンを力強く訴えました。
消費税増税に頼らない道 梅村比例予定候補が対話
梅村早江子・衆院北関東比例予定候補は、茨城県取手市内を駆け巡り、「目前に迫った総選挙で国民の声が通る政治へ、北関東ブロックで2議席目をめざし、全力で頑張る決意です」と訴えました。
梅村氏は、「3年前の総選挙で、民主党は“国民の生活が第一”とマニフェストを掲げましたが、消費税増税をはじめ、ありとあらゆる政策で国民を裏切りました。しっかり審判を下そうではありませんか」と力を込めました。
そして、消費税増税に頼らない道として、梅村氏は「260兆円もの大企業の内部留保を、働く人の賃上げや中小企業への適正な単価で、国民の懐を温める経済再建の方法を提案しています」と話しました。
聞いていた清掃作業員の女性(65)は、「民主党は3年間、何をしたんでしょう。マニフェストに書いたことを守らないものね。みんな怒ってますよ。共産党は、住民にとって身近なことを一生懸命やってくれる。期待できます」と話しました。
手を振っていた看護師の女性(56)は、「税と社会保障の一体改革などと言いますが、私の夜勤手当の分は、すべて税金にとられて、福祉に還元されている実感など持てません。税金の使い道を改めるために、共産党の議席が伸びてほしい」と話しました。
梅村予定候補は街頭宣伝に先立ち、70人以上が参加したつどいで訴えました。
茨城1区 田谷予定候補
茨城県委員会の田谷たけお委員長(衆院茨城1区予定候補)は、水戸駅南口で午前7時半から緊急の街頭演説をしました。
田谷氏は、野田首相が16日に解散を表明したことについて、「野田内閣が消費税増税など数々の公約違反を繰り返し、国民の怒りが大きく広がり、追い詰められた結果です」と述べ、「総選挙での日本共産党の躍進で、アメリカと財界いいなりの政治を変え、暮らしを守る政治を実現するために全力をつくします」と訴えました。
田谷氏は、野田首相が解散の条件として衆院比例定数の削減をあげたことについて、「これは、国民の声を国会から締め出すものであり、許されない」と批判し、通勤する労働者から頑張れとの声援がよせられました。
日本共産党の中庭次男水戸市議、田中真己水戸市議が一緒に訴えました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2012年11月16日付より転載)