連帯し戦争ノー ロシアの侵略に抗議広がる 小さな声集め 水戸

水戸市のJR水戸駅南口で3月3日、ロシアのウクライナ侵略に抗議する「戦争とめよう!昼休みキャンペーン」が取り組まれ、約50人が「ロシアは侵略をやめ、一日も早く撤退を」と訴えました。
県平和委員会や県新婦人、県原水協などが呼びかけたものです。

県原水協の加藤岑生会長は、「核戦争の阻止へ、平和を求める大きな声を上げる必要がある」、戦争法の廃止を求める茨城県民連絡会の田中重博茨城大名誉教授は、「連帯の力でプーチン政権を包囲し、侵略を中止させよう。日本政府の核共有の議論も絶対にあってはならない」と訴えました。

日本共産党の上野高志県委員長は、「日本が果たすべきは憲法9条を生かし、世界に働きかけることだ」と述べました。

飛び入りで参加し、「プーチン大統領は人の命を何だと思っているのか」と訴えた市内の女性(30)は、「自分に何ができるか悩んでいたが、小さな声でも集まれば大きな力になると思って参加しました」と語りました。

3歳と1歳の子どもを連れて通りがかったインドネシア人の女性(32)は、「小さな子どもが犠牲になるのは見ていてつらい。ウクライナの人々の幸せを望みます」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2022年3月4日付より転載)

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