日米共同訓練やめよ 百里基地前で集会 茨城

航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)で米海兵隊(山口県岩国基地所属)との日米共同訓練が始まった12月13日、基地前で抗議集会が開かれ、約60人が参加しました。

日本共産党や社会民主党、新社会党の関係者も参加。共産党からは上野高志県委員長、大内久美子県副委員長、山中たい子県議ら地方議員が出席し、上野氏は「共同訓練は集団的自衛権の行使を準備するもの。断固中止を求める」と訴えました。

参加者は、「岸田(文雄)政権は敵基地攻撃能力に言及し、日本を再び戦争に巻き込もうとしている。許されない」、「米軍と一体に行動することこそ日本を脅威にさらす」と訴えました。

今回の抗議行動で基地側は、従来認めてきた敷地内での集会を容認せず、基地に隣接する市有地での実施に制限。
規制ロープで敷地との境界を区切った基地側の対応について、百里基地反対同盟の梅沢優さんは、「『(憲法で)いかなる差別待遇も受けない』とされる請願権の行使へ、今までの場所でやれるよう要求したい」と力説。
参加者は、「共同訓練絶対反対」と抗議のコールをあげました。

(「しんぶん赤旗」2021年12月14日付より転載)

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