比例は共産党へ 農業政策に同感 鹿嶋・田口茂市議(無所属)
茨城県鹿嶋市の田口茂市議(70)=無所属=は、総選挙での自公政治の転換へ、日本共産党に期待を寄せる一人。
大内くみ子党県副委員長(衆院北関東比例予定候補)の市内キャラバン宣伝では、自身もマイクを握り、「比例は日本共産党へ」と呼びかけています。共産党への期待を聞きました。
(茨城県・高橋誠一郎)
マイク握り呼びかけ
日本は今、本当におかしい方向に向かっています。その一つが弊害だらけの新自由主義。まさに「椅子取りゲーム」だと思います。強い人や足の速い人が勝ち、生活弱者は椅子に座れません。
農業政策も「大規模化」を掲げ、土地を集約していますが、農家は農地を持っていても農業ができず、収入ゼロで賦課金や税金は持ち出しだから赤字です。
日本全国で土地の維持ができなくなっていて、農地を持っている人は苦しんでいます。国連も「家族農業を大事にしよう」と言っています。農業が生き延びなかったら日本はつぶれちゃう。
「日本どこでも農業で食える」仕組みをつくり、食料自給率と自然環境を守ることが大切です。共産党の農業政策に同感です。
次の政権交代は、新自由主義を変えるという点で民主党政権の時とは違います。そして共産党も政権を取りに来ているし、国民も期待感があると思います。
共産党は「福祉国家をつくるんだ」と税の再配分をしっかり主張しているのが好きなんです。そして絶対にうそはつかないし、弱者の味方。地元の共産党議員を見ていると本当に体を張って汗を流し、一所懸命やっていると思います。
「今こそ国民の幸せ」じゃないですか。「幸せを共に産み出す共産党」─。国民が期待を持てる総選挙になってほしいし、共産党を比例区でも伸ばすために応援団として広げたいと思います。
(「しんぶん赤旗」2021年10月1日付より転載)