比例は共産党 農業守り 原発ゼロ求め 北関東ブロック・茨城4区重複 大内くみ子

演説を終えると、満面の笑みで聴衆に駆け寄ります。トレードマークの赤いジャケットをまとい、「日本共産党を伸ばして命と暮らし、平和を守る新しい政権をつくろう」と全県を駆ける日々。昨年9月から始めた街頭宣伝は1,500回を超えました。

「弱い立場の人にこそ政治の光を―。私が一番大事にしてきたことです」。いつも力がこもります。

25歳から水戸市議20年と茨城県議20年、共産党の地方議員として活動してきました。「茨城県は原発や石炭火発、自衛隊百里基地の立地、国直轄の常陸那珂港開発など、国政の矛盾が集中する地域。今度こそ国会に茨城の声を届けたい」と意気込みます。

茨城県は産出額全国3位の農業県。「日本で一番野菜をつくるまち」とされ、メロンやサツマイモの生産が盛んな鉾田市で、地元の農家が大内さんの訴えに耳を傾けました。

「(米価暴落で)あきらめを通り越しちゃって絶望。コロナ禍でも生産者には休業補償がないんだもん。自民党は何もやってくれない。頑張って本当に」。

気候危機の打開が求められる下、東海第2原発(茨城県東海村)の廃炉も待ったなしです。「原発事故は最大の環境破壊になる」。県民の66%が東海第2原発の再稼働に「反対」です。

「企業献金とは無縁な共産党だからこそ、ぶれずに頑張れる。環境を守り、原発ゼロを求める代表として働かせてください」。今日も街頭から訴えています。

(茨城・高橋誠一郎)

大内くみ子(71)

党茨城県副委員長、元茨城県議(5期)

(「しんぶん赤旗」2021年9月26日付より転載)

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