茨城知事選 8月19日告示 東海第2原発の再稼働反対 田中重博氏が事務所開き

茨城県知事選(8月19日告示・9月5日投票)で、「いのち輝くいばらきの会」が擁立する田中重博氏の事務所開きが8月8日、水戸市内で行われました。

日本共産党と緑の党の政党代表や、市民連合の二見伸明共同代表(元運輸大臣)があいさつしました。

田中氏は、「わずか4年の任期で大井川和彦知事の本質が表れた」と指摘し、国言いなりの大型開発や大企業優遇で県民に冷たい県政を批判。
日本原子力発電が狙う東海第2原発(東海村)の再稼働にきっぱり反対すると述べ、「(事前了解が必要な)周辺6市村長とも話し合っていく」と訴えました。

また田中氏は、新型コロナワクチンの迅速接種やPCR検査の拡充・無料化、ジェンダー平等の県政実現へ決意を語りました。

同日投票の東海村長選をたたかう、元茨城大教授の乾康代氏も駆け付け、「30キロ圏内94万人の暮らしと命を守る信念で決意した」と東海第2原発の廃炉を強調しました。

(「しんぶん赤旗」2021年8月11日付より転載)

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