オスプレイ飛ばすな 市民と野党が抗議行動 茨城・百里基地
航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)で8月以降、輸送機V22オスプレイの訓練が予定されている問題で、百里基地反対連絡協議会などが7月29日、百里基地前で訓練の中止を求める抗議行動を行い、約80人が参加しました。
オスプレイは陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備されているもの。8月以降に月数回程度、離着陸訓練などが行われる予定です。
百里基地反対同盟の梅沢優さんは、「危ないオスプレイを私たちの上空に飛ばして、騒音をまき散らすのは許せない」と抗議。
茨城県平和委員会の木村泉さんは、「日米訓練の一体化が進む中、訓練拡大の危険もある。故郷で安心して暮らせるためにも絶対に認められない」と述べました。
日本共産党と社会民主党、新社会党の代表があいさつ。
大内くみ子党県副委員長(衆院北関東比例予定候補)は、安保法制の強行以降、米国と一体で戦争する国づくりが加速していると批判し、「軍事費も過去最大にのぼり、税金の使い方も問われている。オスプレイ飛行を中止させよう」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2021年7月31日付より転載)