産廃処分場撤回せよ 千葉達夫市議が要求 茨城・日立市議会

日本共産党の千葉達夫日立市議は、3月9日の日立市議会一般質問で、県が日立市内で進める公共関与型の「新産業廃棄物最終処分場」整備計画の撤回を求めました。

千葉市議は、県が整備にあたり、水質・騒音調査などの「対応策」を実施していることについて、その検証を行うべきだと要求。
搬入道路の整備をめぐり、「位置をはじめ、山や土、森をどの程度削るのかなど、県に情報提供を求めるべきだ」と主張しました。

また、県の説明会で「環境を壊すものを市に造ってほしくない」との声が上がっているとし、「市は受諾をしないと県に回答すべきだ」と迫りました。

市の橋本仁一生活環境部長は、「住民の声に広く耳を傾け、市議会特別委の審議を注視する。(受け入れの)判断時期も県のスケジュールにとらわれずに慎重に検討していきたい」と答弁しました。

千葉市議は、「市が『環境都市宣言』を掲げるなら、処分場整備に税金を使うべきでない」と重ねて求めました。

(「しんぶん赤旗」2021年3月16日付より転載)

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