医療機関支援金盛る 全会一致で補正可決 水戸市議会

水戸市議会臨時会は2月16日、新型コロナ感染症対策を盛り込んだ一般会計補正予算案(11億840万円)を全会一致で可決しました。
濃厚接触者の検体採取やPCR検査に協力した医療機関に2,000万円(1か所200万円・10か所)、ワクチン接種に協力した医療機関に1億3000万円(1か所100万円・130か所)を計上しました。

16歳以上の市民を対象とするワクチン接種の関連費用(16億1300万円)は専決処分。
かかりつけ医での個別接種を中心に、医療機関が少ない地域では集団接種する方針。

市独自の「事業継続特別対策支援金」として、1~3月の1か月の売上が前年または前々年同月比で50%以上減った法人と個人事業主に、それぞれ20万円、10万円を支給します。

日本共産党の中庭次男議員は、医療・福祉施設職員の定期的なPCR検査や、「支援金」の増額と、売上20%以上減少への適用を要求。
「固定費も払えない」など事業者の声を届けました。

市は、「支援金」の申請受付を3月上旬にも開始するとしました。

(「しんぶん赤旗」2021年2月17日付より転載)

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