「赤紙」配布に反響 戦場へ送る時代に戻さぬ 水戸

戦争中に使われた「赤紙」(軍隊への召集令状)を配りながら、「平和を守ろう」と訴えるとりくみが各地でおこなわれました。
「世界で武器を持たないで平和になってほしい」などの反響が寄せられました。

水戸市のJR水戸駅南口で12月8日、核兵器廃絶と戦争反対を掲げ、宣伝行動に取り組みました。茨城革新懇と茨城県母親大会連絡会の共催。

茨城県母親大会連絡会の河野恭子代表委員がマイクを握り、「母親大会のスローガンにもなっている、『生命(いのち)を生み出す母親は生命を育て、生命を守ることをのぞみます』を読んで、私もこの運動に加わった。高校生や孫たちに平和の尊さを伝えたい」と訴えました。

下校中の高校生は「『赤紙』のことは先生から教わった」、「憲法9条は“戦争はしない”といっているのに、敵基地攻撃能力の保有なんてダメ」とビラを受け取りました。

(「しんぶん赤旗」2020年12月9日付より転載)

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