産廃処分場 説明会の回数増を 茨城県議会 江尻加那県議

日本共産党の江尻加那茨城県議は12月4日、県議会防災環境産業委員会で、県が日立市諏訪町に計画している「新産業廃棄物最終処分場」の整備をめぐる県の住民説明会のあり方について、回数を増やすなど住民に開かれた実施を求めました。

江尻県議は、市内の市民団体が2日、建設に反対する署名8,000人分を小川春樹市長あてに提出したことを紹介し、県が今後行う住民説明会について「簡略化せずにきめ細かく行う必要がある」と強調。
▽1巡目の住民説明会で市内全域対象の説明会が4回と少なかったので増やす▽諏訪学区以外にも小学校区単位の説明会を開催する▽他地区の住民参加の可否について対応を明確にする─の3点を求めました。

県の担当者は、今後の説明会の日程については明言できないとし、やり方については「検討していきたい」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2020年12月8日付より転載)

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