「総選挙で野党連合政権を」 議会報告会で大内くみ子氏 水戸
水戸市で10月11日、日本共産党の議会報告会が開かれ、江尻加那県議と土田記代美市議が新型コロナウイルス対策をはじめ、9月議会での取り組みを紹介しました。大内くみ子党県副委員長(衆院北関東比例・茨城4区重複予定候補)も訴えました。
江尻県議は、感染症対策の最前線となる保健所が県内で削減され、賛成してきた保守系議員からもコロナ禍で体制整備を求める声が上がっていると紹介。
「減らすべきでないとしてきた共産党の主張が当たり前の声になっている。医療分野ですべての人が安心して暮らせるための公的責任を果たさせよう」と訴えました。
土田市議は、市に対して少人数学級の実現を求めたとし、「コロナの分散登校で目の行き届いた教育ができ、子どもも先生も良い経験となった。教員増も引き続き求めていきたい」と話しました。
大内氏は、「自助・共助を強調する菅政権に私たちの命を託すわけにはいかない」と力説し、菅首相による日本学術会議への人事介入を「学問の自由を脅かす憲法違反だ」と批判。
東海第2原発の廃炉で原発ゼロ社会を実現したいと述べ、「総選挙で野党連合政権を。日本共産党を堂々と勝利させてほしい」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2020年10月16日付より転載)