筑波大学長選考に疑義 大学有志が公開質問状

筑波大学の次期学長選考をめぐり、学内の教職員有志でつくる「筑波大学の学長選考を考える会」が10月7日、「学長選考のプロセスの公開性と公平性に関わる疑義」があるとして、学長を選出する筑波大学学長選考会議の河田悌一議長あてに「公開質問状」を提出しました。

筑波大学では、来年春に現職の永田恭介学長が任期満了を迎えるにともない、次の学長選考が行われています。

質問状によると、現職の永田学長が就任した2013年4月以降、「学長選考会議」で「議事録」に議長の選出が記載されていないと指摘。
議長選出は「学長選考会議の正当性の極めて重要な根拠」だとして、選出が適正に行われているかについて質問しています。
また、選考にあたり、学内の全教職員を対象にこれまで行われてきた「意向調査投票」が廃止された理由についても回答を求めています。

筑波大学教職員組合つくば(興梠克久委員長)も先月15日、学長選考会議あてに同様の「公開質問状」を提出。
筑波大学が今年4月、学長の通算任期や再任回数に上限を設けないとした決定について、「審議の透明性という見地から懸念を持っている」としています。
公開質問は13日までの回答を求めています。

(「しんぶん赤旗」2020年10月11日付より転載)