東海第2原発の工事 直ちに中止を 153市民団体

「原子力規制を監視する市民の会」や国際環境NGO「FoE Japan」など153の市民団体はこのほど、「新型コロナ感染拡大防止と原発の安全確保の観点から東海第2原発の安全対策工事は直ちに中止すべき」との共同声明を連名で発表し、日本原子力発電(原電)と原子力規制委員会に提出しました。
茨城県は特に重点的に感染拡大防止の取り組みが必要な「特定警戒都道府県」ですが、原電は東海第2原発(東海村)の再稼働にむけた工事を強行しています。
共同声明は、原発は停止中も安全維持のための人員が必要であり、感染拡大を確実に防止しなければならないなどと指摘。
原電に直ちに工事を中止するよう、また原子力規制委員会には原電への指導を求めています。
(「しんぶん赤旗」2020年5月9日付より転載)

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