学費心配せず学びたい 私学のつどいで高校生が訴え
水戸市に隣接する茨城町内の商業施設で10月28日、「私学のつどい~IBARA絆~」と題した集会が開催されました。「私学助成をすすめる茨城県連絡会議」(横須賀健二世話人代表)が主催しました。
同集会では県内の私立高校に通う生徒らが吹奏楽の演奏やダンスを披露。買い物に訪れていた聴衆から大きな拍手が送られました。
「生徒アピール」では県内の私立高校生が発言。学費を払えていても、お金のことを心配している友達もいると話し、「私立でも公立でも学費に差がなく、全員が平等に学校を選べる社会ができるまで訴え続けたい」と私学助成拡充を求める署名への協力を訴えました。
日本共産党の江尻かな県議が出席し、「茨城県では幼稚園児の4人に3人、高校生の4人に1人が私立学校に通っている。教育費負担の軽減のために、一緒に力を合わせて頑張りましょう」とあいさつしました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2018年11月2日付より転載)