茨城県議選 予定候補駆ける 上野県議が2期目に挑戦「自民の2議席許さない」

訴えを聞いていた支持者と握手する上野県議=7日、取手市


11月30日告示(12月9日投票)の茨城県議選で2期目に挑戦する上野たかし予定候補(54)=取手市区=は10月7日、市内で街頭宣伝をくり広げました。
取手市区の定数は、今回の選挙から1減され2となります。現職は共産1人の自民2人。上野予定候補は「自民党の2議席独占は許さない。市民の願いが託せる共同の候補として、再び県議会に送ってください」と連日訴えています。
保育士として働いた経験もある上野予定候補は、「働く世代は子育てがしづらい環境に置かれている」と述べ、待機児童や医療費の窓口負担をなくしてほしいといった声が寄せられていると紹介。「茨城県にはお金がないわけではない。無駄な大型開発にかける税金を教育に回して、子育て安心の茨城県をつくりたい」と力を込めました。
また上野予定候補は、今年11月に運転開始から40年を迎える東海第2原発の再稼働ストップを強調。「再生可能エネルギーへの転換で、安心・安全なエネルギー社会を実現しよう」と訴えました。
演説を聞いていた70代の男性が、「安倍首相にはこりごり。上野さん応援するよ」と声をかけました。
宣伝では加増充子取手市議も行動し、党への支持を呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2018年10月13日付より転載)

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