「沖縄に続き勝利を」梅村氏が訴え 茨城・坂東市
茨城県坂東市で10月14日、梅村さえこ参院比例予定候補を招いた日本共産党演説会が開かれ、12月2日告示(9日投票、定数20)の市議選をたたかう、ふじの稔予定候補(65)=現=が決意を語りました。
梅村氏は「『安倍一強』といわれるが、自民党政治の中身は破たんしている」と指摘。公文書改ざんや官僚によるセクハラ問題、自民党国会議員によるLGBT(性的少数者)への差別発言など安倍政権の土台はウソやごまかしで固められていると述べ、「憲法と個人の尊厳が守られる政治こそ求められている」と強調しました。
そのうえで梅村氏は、沖縄県知事選での玉城デニー知事の誕生にふれ、保革を超えた「オール沖縄」のとりくみで、県民のたたかいが大きく前進していると指摘。「来年の参院選は本気の共闘で勝利し、野党連合政権をつくる足がかりになる。市議選と県議選、参院選での勝利で新しい政治を切り開こう」と力を込めました。
ふじの予定候補は、市長提案に何でも賛成の市議会を批判し、「一般質問で発言する議員が少ないなか、市民生活を守る立場で必ず発言してきた」と強調。第3子以降のみの対象となっている給食費補助の拡大や、デマンドタクシーの市外病院への運行、高すぎる国保税や水道料金の引き下げに全力をあげると決意を語りました。
参加した男性(78)は「政治を身近に感じた。憲法を守る政治を期待します」と感想を寄せました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2018年10月16日付より転載)