次期県議選の予定候補者(第1次)を発表しました

日本共産党茨城県委員会は、2018年12月実施予定の茨城県議会議員選挙の予定候補者(第1次)を発表しました。いずれも現職の3人です。

県議選予定候補発表にあたっての記者会見の様子=12月27日、茨城県庁

<水戸市・城里町区> 江尻かな(44歳)県議1期目

◯プロフィール

  • 1973年生まれ(44歳)
  • 1996年3月 筑波大学芸術専門学群建築デザイン卒業
  • 2003年4月~水戸市議会議員3期
  • 2015年1月~茨城県議会議員1期目(防災環境商工委員会、予算委員会、議会運営委員会所属)
  • 党内役職 日本共産党茨城県委員、日本共産党茨城県東部地区常任委員

 

<つくば市区> 山中たい子(66歳)県議3期目

◯プロフィール

  • 1951年生まれ(66歳)
  • 1975年3月 日本大学Ⅱ部法学部卒業
  • 1984年2月~2001年12月 新治郡桜村議・つくば市議会議員
  • 2003年1月~2011年1月 茨城県議会議員2期
  • 2015年1月~ 茨城県議会議員3期目(総務企画委員会、環境委員会、情報委員会所属)
  • 党内役職 日本共産党茨城県常任委員、日本共産党茨城県南部地区常任委員

<取手市区> 上野たかし(53歳)県議1期目

◯プロフィール

  • 1964年生まれ(53歳)
  • 1988年3月 日本大学経済学部Ⅱ部卒業
  • 2006年2月~2015年1月 日本共産党茨城県南部地区委員長
  • 2015年1月~茨城県議会議員1期目(保健福祉委員会、決算委員会所属)
  • 党内役職 日本共産党茨城県委員、日本共産党茨城県南部地区常任委員

 
◇今期3人の県議団になっての活動、主な実績◇
・現場に足を運んで、県民の切実な要望や声を聞き、実現のために力をつくすとともに、県政唯一の野党として、質問機会を最大限に活かして、県政の問題点や税金のムダづかいを厳しく指 摘し、チェック役を果たしてきた。
・高校卒業までの医療費完全無料化を求め、中学3年までの所得制限の緩和を実現。
・鬼怒川豪雨災害の被災者支援として、県独自に半壊世帯への補助(25万円)、中小企業への補助(50万円)など実現。
・児童虐待相談のかなめである「児童福祉司の増員」を求め、55人(16年)から75人(19年)へ増員を実現。
・議会改革で、年間の一般質問者枠が40人から42人に増え、日本共産党の一般質問は年間2回から3回に増えた。
・議会運営委員会の傍聴ができるようになった。
◇次期県議選挙の目標◇
①自民党県政と正面から対決し、県民のいのちと暮らしをまもるための県政にしていく。
②安倍自公政権の9条改憲策動と原発再稼働をはじめ、民意無視の暴走政治に茨城からノーの審判をくだす。
③市民と野党の共闘をすすめる。
そのために、現有3議席を必ず確保するとともに、議席増をはたす。
◇重点政策◇
1.県民のいのち、暮らし、福祉をまもる
・国民健康保険制度の都道府県化で来年度の国保税は、県の仮算定で33市町村で引き上げにな る。高すぎる国保税を引き下げるために、国と県の財政負担をもとめる。
・待機児童解消めざし認可保育所の増設、保育士の賃金引き上げをもとめる。
・介護保険を改善し、保険料・利用料の減免制度をもとめる。
・特別支援学校の教育条件の改善は急務。大規模・過密化校の分離・新設を急ぐ。
・高校授業料を無償化し、大学生に給付制奨学金制度をもうける。
・価格保障・所得補償を強め、安心して再生産できる農業に。
・被災者の生活と生業の再建を支援する。堤防の早期整備をすすめる。
・取手競輪場は廃止して市民の憩いの場に。
・自衛隊百里基地の基地機能強化に反対し、日米共同訓練の中止を求める。欠陥機オスプレイの飛行・配備をやめさせる。
2.原発の危険から県民をまもる
・東海第2原発の再稼働と運転延長を認めず、廃炉を求める。
・実効性のない避難計画策定はやめさせる。
・東海原発の放射性廃棄物(L3)の埋設計画は、素掘りではなく遮断型構造による「一時保管」の計画にする。
・高速実験炉「常陽」の再稼働をやめ、「核燃料サイクル」から撤退するよう国にもとめる。
3.大型開発を見直して、税金のムダつかいをやめる
・常陸那珂港区の中央・南埠頭建設は中止する。
・長期水需要計画を見直し、霞ヶ浦導水、八ツ場ダムから撤退する。
4.全国第8位の財政力を生かし、県民の暮らし第一の県政へ
・安倍政権のもとで年金、医療、介護の改悪などくらしも生業もますます大変になっている。こうしたときこそ、県民要望に寄り添い、「住民の福祉の増進」という自治体本来の立場にたった県政への転換が必要。
 

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